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My scat echo...

この1年で携帯各社のLTEエリアはどう変わったか

数年前までは、エリアも端末もまだまだで遠い先の話に感じられた4GのLTEですが、もはや新機種は全てがLTE対応となり、100Mbps超エリアも整備され始めたりして、一気に普及が進んでいるなぁという感じです。
なぜか1年前に公表されていた携帯各社のの九州地方のLTEエリアマップが手元にあったので、この1年でどう変化したのか、せっかくなので比較してみました。


docomo LTE Xi
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(2013年1月公表時のエリア)
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(2014年1月公表時のエリア)

au 4G LTE
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(2013年1月公表時のエリア)
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(2014年1月公表時のエリア)

Softbank 4G LTE
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(2013年1月公表時のエリア)
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(2014年1月公表時のエリア)

最も大きな変化を見せているのがドコモです。
2012年末は、他社より2年先行していたにも関わらず、とても使い物にならないエリアで、クソッシィとか言われていたわけですが、それがこの1年で大幅に改善。もはや十分実用的と言ってよいでしょう。というか、1年前のエリアがあまりに狭すぎて笑っちゃいます。ドコモは1.7GHz帯を利用した112.5Mbps、1.5GHz帯を利用した150Mbpsなど、100Mbps超サービスも拡大中であり、なんだかんだ言ってドコモのポテンシャルが一番高いと言えます。
2012年末から圧倒的な広エリアを誇っていたau。この1年間で着実にエリアを拡大し、もはや3Gと同等レベルの広エリアと言っても良いのではないでしょうか。
そしてソフトバンクは、なんとこの1年間でほとんど変わっていません。ドコモが急拡大した今、他2社に比べてかなり後れを取っていると言えます。しかし、薄ピンクで表されている3Gエリアは大幅に拡大しています。まずは900MHz帯による3G整備(穴埋め)が優先され、LTEには手が回らなかったのでしょうか。「つながりすさNo.1」かどうかは別として、3Gエリアは他社と同等レベルにまでなったのではないかと思います。

エリアの面ではまだauが先行していますが、ドコモの急拡大っぷりを見ると、そのアドバンテージも1,2年といったところでしょうか。
100Mbps超サービスに最も力を入れているのがドコモですし、数年後にはやはりLTEもドコモが最強!という事態になっている気がします。
ソフトバンクLTEだけ見たらはっきり言って論外のレベル。これで「つながりやすさNo.1」とか言われても・・・って感じです。

というわけで、結論は
・どこでもLTEで通信したい!というのであればau
・今後のポテンシャルにかけるならドコモ
LTE品質を求めるならソフトバンクは論外

といったところでしょうか。

これからのLTEの発展が楽しみですねぇ。