7年半振りにPCを新調
夏のボーナスが支給されたので、実に7年半振りにPCを買い換えました。
Late 2008モデルの15インチMacBook Proから、現行型(Mid 2015)15インチMacBook Proへ。
ディスクリートGPU搭載の標準モデルです。約30万円也。Apple Store Onlineでポチリ。
本来であれば冬のボーナスが出たタイミングで買い換えるつもりだったのですが、現行機はあろうことか2013年のHaswellなのが気に食わず、Skylake搭載の新型を待っていました。
流石にこの長い間待って2013年式のアーキテクチャが乗った機体を買うなんて屈辱的ですから←
しかし6月のWWDCを待っても新型が発表されることもなく、リーク情報ではデザインに大きな変更がない一方で、有機ELのタッチバーやらI/Oの全USB Type-C化といったあまり嬉しくない変更もあったので、屈辱的でしたが今回夏のボーナスで買ったわけです。
Late 2008は親の退職金というチートによって特盛りスペックで購入した初Macでした(カス
当時は128GBのSSDを載せるカスタマイズをしただけでプラス10万円したものでしたが、今やSSDが標準で10万も出したら1TBのSSDが載ります。随分とSSDも値段が下がったものです。
流石に7年半、なんの延命もなく使っていたわけではなく、SSDをより高速ものに換装したり、4GBだったメモリを8GBに換装していました。
でもまぁぶっちゃけ、そこまで性能に不満があったわけではなかったですね。
4K動画や高ビットレートフルHD動画、RAW画像編集となると流石にキツかったですが、通常の作業で性能不足を感じることはほとんどありませんでした。
2.6GHz駆動64-bitデュアルコアCPU、ディスクリートGPU、8GBメモリ、SSDというスペックもあれば軽い作業は十分でしょう。
どちらかと言えばインターフェース周りに限界を感じました。
扱うデータ容量はどんどん大きくなっていっているのに、480MbpsのUSB 2.0は流石に時代遅れですし、Wi-Fiの最高速度も、SATAも古くて遅い。
今やプロセッサの性能以上にインターフェースの陳腐化のほうが深刻な問題なのかもしれません。
800MbpsのFireWireポートもありますが、もともとMac専用みたいな感じだった上にすでにAppleも捨てた規格ですからねぇ。
7年半の間にフルモデルチェンジはなくデザインもほぼ一緒ですが、まぁ、いろいろ変わっているところもあります。
光学ドライブが廃止され薄くなったり。
それと一緒にバッテリーインジケータとスリープインジケータも無くなりました。まぁ、無くても大きな支障はないといえばそうではあるのですか。
やっぱり薄いとスタイリッシュに感じますね。特にMacBook Proは実際の寸法以上に薄いと錯覚させるデザインをしていますし。
500gほど軽量化もされているのですが、体感は数値以上。結構違います。
Retinaディスプレイはめちゃくちゃ綺麗ですね。Retinaを触った後にLate 2008を触ると汚すぎて見ていられません。
でもまぁ、今やスマホでは高DPIが当たり前で、PCではそうなっていないのも変な話であります。
今のところPCの世界で高DPIディスプレイはMacの専売特許な感じがありますが、早く広まってほしいですね。
ディスプレイの反射防止コーティングも効果があるようです。
あくまでもグレアディスプレイなので映り込み自体はあるわけですが、反射する光量が随分と減った(像が暗くなった)なぁという印象。
主なインターフェースはUSB 3.0×2、Thunderbolt 2.0×2、HDMI、SDカードスロット。
ThunderboltもWindowsへ広がることなく、AppleもUSB-Cへとシフトしているので、既に「死んだ規格」であることがネックだったのですが...。
主なスペックを比較すると以下のとおり。
Late 2008 | Mid 2015 | |
---|---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo T9500 2.6GHz デュアルコア(2スレッド) | Intel Core i7-4870HQ 2.5GHz クアッドコア(8スレッド) |
CPUアーキテクチャ | Core(Penryn) | Haswell |
CPUプロセスルール | 45nm | 22nm |
メモリ | 8GB DDR3 1,066MHz(換装) | 16GB DDR3 1,600MHz |
GPU | NVIDIA GeForce 9400M 256MB & NVIDIA GeForce 9600M GT 512MB GDDR3 | Intel Iris Pro Graphics 5200 1.5GB & AMD Radeon R9 M370X 2GB GDDR5 |
ストレージ | 256GB SSD (SATA 2.0)(換装) | 512GB SSD (PCI) |
ディスプレイ解像度 | 1,440 x 900 | 2,880 x 1,800 |
サイズ | T:2.41cm W:36.4cm D:24.9cm | T:1.8cm W:35.89cm D:24.71cm |
重量 | 2.49kg | 2.04kg |
Geekbenchを取ると以下の結果となり
Single Core Score | Multi Core Score | |
---|---|---|
Late 2008 | 1550 | 2792 |
Mid 2015 | 3350 | 12788 |
ACアダプタのケーブルの素材が、破れやすいと不評の今のiPhoneと一緒のものになっているのがちょっと気になるところですね。
Late 2008のはぐるぐる巻きににして、うねりまくりながらも7年に渡り破れることなく使えてきたので、果たしてこれは何年持つか...。
入れる奴はIncaseのやつを買いました。薄型で超ジャストフィット。それ故ちょっと取り出しにくいかなって感じ。
前もIncaseの奴を使っていたのですが、それに比べると緩衝性が弱そうな感じがします。
前のは低反発系で気持ちよかったんですけど、今回はザ・ケースって感じで薄いので。
そういうわけで7年半の時を経てようやく私も現代へと追いつきました。
まぁ、やることは変わらず2chとTwitterなんですけど←