サイバーショットRX100買ったった
買ってしまいました・・・ソニーの1型CMOSを搭載する高級コンデジ、Cyber-shot RX100(DSC-RX100)
卒業までにいくつか小旅行する予定なので、せっかくなのでちゃんとしたカメラ持って高画質な写真撮りたいなぁと思ったので。まぁ正直物欲解消という面もありますけどねw 最近高級志向のコンデジが増えていますが、「こんなに小さなボディに技術の粋が集められこんなに高画質!」というところがガジェット的にも興奮します。まぁ、そういう面ではキヤノンPowerShot G1 X Mark IIの方が良かったのですが、価格的にちょっと。RX100シリーズは2代目、3代目と出ていますが、初代は価格は安いしスペックも申し分ないと思うので初代にしました。37,600円也。いやしかし、こういう高級コンデジが4万円弱で買えちゃうなんてすごい時代になったものです。10年前、パナソニックのスタンダードコンデジLUMIX FX8を買った時は4万もしました。今ではそのクラスのカメラは1万円台で買えてしまいます。
画質を比較してみる
正直今は暑すぎるのでRX100片手に外に繰り出しパシャパシャ・・・というのはやる気になりませんが、適当に室内で持っている「カメラ」を総動員して比較してみました。はてなブログの小さい画像のままでアップしちゃうので細かいディティールまではご紹介できませんが。
今回の比較対象はXperia Z1、Xperia Z、iPhone 4S。スペックは以下のとおり。
RX100 | Xpera Z1 | Xperia Z | iPhone 4S | |
---|---|---|---|---|
撮像素子 | 1.0" CMOS Exmor | 1/2.3" 裏面照射積層型CMOS Exmor RS for mobile | 1/3.06" 裏面照射積層型CMOS Exmor RS for mobile | 1/3.2" CMOS (ソニー製) |
有効画素数 | 2020万画素 | 2070万画素 | 1310万画素 | 800万画素 |
35mmフィルム換算焦点距離 | 28-100mm | 27mm | 28mm | 35mm |
F値 | F1.8-4.9 | F2.0 | F2.4 | F2.4 |
画像処理エンジン | BIONZ | BIONZ for mobile |
ボケ量比較
高級コンデジの話になるといつも出てくるのが「ボケ」。イメージセンサーが大きくてレンズも明るいことから普通コンデジ・スマホとは違ってボケ量も大きく、ボケを使って表現の幅を広げることができるということでやたらと「ボケ」の話を聞きます。では、一体どれぐらい違うのか?家の中で適当に撮りました。
RX100は絞り優先モードで絞りを開放、3:2のJPEG撮って出しで絞り以外はオート、XperiaはノーマルモードでHDR OFF、他はオートです。
Cyber-shot RX100:ISO 400、シャッタースピード1/30
Xperia Z1:ISO 400、シャッタースピード1/10
Xperia Z:ISO 1000、シャッタースピード1/32
iPhone 4S:ISO 800、シャッタースピード1/15
しょっぱなから圧倒的差で笑ってしまいます。RX100は綺麗にボケていますが、スマホは全然ですね。解像感とかもRX100が圧倒的。RX100はISOが低くSSも早いので他に比べると暗く写っていますが、実際に一番近いのはRX100かな。ISOが上がっているXperia ZとiPhone 4Sはとてもノイジーです。
あとはめんどいので作例だけ載せますが、やっぱRX100のボケ量は全然違います。あくまで1型なので一眼とかと比べるとまだまだなのでしょうが、スマホとは比較にならないほどボケますね。
(順にRX100、Xperia Z1、Xperia Z、iPhone 4S)
暗所撮影比較
明かりは豆電球1個とテレビ(シーンによる差を防ぐため番組表を表示)という暗い環境下で撮ってみました。RX100とXperiaはプレミアムおまかせオートです。
Cyber-shot RX100:ISO 6400、SS 1/4
Xperia Z1:ISO 6400、SS 1/8
Xperia Z:ISO 2500、SS 1/10
iPhone 4S:ISO 800、SS 1/15
やはりRX100がよく写っていますね。肉眼よりも明るいです。Z1はスマホとしてはかなり健闘しているようですが、ディティールはほとんど潰れてしまっています。4Sはもう真っ暗ですね。補正するとかすかに写っていることは分かるのですが・・・。
コントロールリングの操作性はイマイチ
RX100にはレンズ部にコントロールリングが搭載されていて、こだわりのマニュアル操作とやらを可能にするそうですが、正直操作性はイマイチかなと。コンパクトボディなこともあって回すと安定性が欠ける(回し方が悪い?)し、ハード的にもソフト的にもやや重めでメインに使っていたら指が疲れそうです。また、リングは撮影モードに応じて勝手に変わるか任意の機能を割り当てることはできますが、背面のコントロールホイールに任意の機能を割り当てることは出来ません。絞り優先モードでリングで絞り、ホイールで露出補正、という使い方はできず絞り優先モードではホイールは絞り固定です。でもまぁ、先述の通りリングの操作性はイマイチなのでホイールを中心に使っていくことになりそうです。ホイールはFnで任意の機能を呼び出せて軽快に変更できるので使いやすいです。
とりあえず、小旅行でパシパシ撮って、時にはRX100片手に街角に出てみたりと、いろいろ撮ってみたいですね。
長期使用後あたりにちゃんとしたレビューも上げたいと思います。